International Regulative Organizationの略。
セントリスト最大の組織であり、その影響力は世界中に及ぶ。
国会や警察、教育・金融機関などセントリストを構成するのに必要な機関すべてがここに集約されている。

交通の便を追求した科学が生み出した人工の空間。
この空間の中を走るシップに乗れば、目的地に瞬時に移動することが可能。
街の上空に存在しているにも関わらず、空間外からは視覚で認識できない。
限られた場所(主にシップ乗り場)からのみ空間内に侵入できる。
強烈な磁力と人間にとっての有害物質によって維持されているため人間が生身で入ることはできない。

攻撃術の総称。その攻撃力は精神力にほぼ比例する。

補助術の総称。自分、もしくは他者の補助をする(例：一時的に跳躍力を増幅させる)。

不死者の根源たる存在。
他の不死者よりも強大な力を有し、これを倒せばその周囲の不死者は無条件に消滅する。
通常、他の不死者に守られている。

ヴォイエントの東方に位置する地方。
文化に特徴があるため、他の地方とは雰囲気に大きな差がある。
自給自足により標準的な生活水準を維持している。

ヴォイエントの西方に位置する地方。
様々な地方からの移民が入り交じって住んでいるサラダ・ボウル。
中には数少ない有翼種族などの人間以外の種族も混在している。
生活水準はかなり低い。また、政治も殆ど行き届かずほぼ野放しの状態。

物語の舞台となる世界(＝惑星)の名前。
伝承では創造主クレアによって創造されたと言われている。
統一されていない5つの地方（セントリスト、ノルン、スフレ、イーゼル、ウェスレー）が存在する。

五年前にイーゼルで起きた大災害。
火災と不死者の氾濫によってもたらされた被害は世界中に知られる出来事となった。

伝承の中に登場する術力を込めた石。
これによってベルセルク軍に抵抗したり、ベルセルクの残留思念を封印したりしたと言われている。

不死者を倒すのではなく消し去る術のことを指す。
禁忌とされている理由は使い手が術に呑み込まれる恐れがあるためだとされている。
術に呑まれると自我を失って暴走するとか人ではなくなるとか言われているが、詳しい原理はわかっていない。

伝承に登場する地名。創造主クレアが眠りについた場所だと言われている。

正式名称はクリスタライン・トランスペアレンシー。トランスとも。
亜空間に囲まれた不死者が生まれる異世界に通じる門だと言われる。
約200年前にその存在が確認されると同時に不死者が発生し始めたため不死者との関連性が指摘されている。
また、その情報は機密として扱われている。

伝承に登場する創造主。この世界を創造したとされている。
創造主クレアとその力で召喚される神獣マルドゥークを崇める宗教は現代も一般的に信仰されている。

ヴォイエント最大の宗教。創造主クレアを崇拝する。
創造主の姿に関わる資料が残されていないため、偶像崇拝ではない。

筒形の乗り物。亜空間を移動する。内部は普通の電車やバスと同じようにシートが並んでいる。

精神力を力の根源とする魔法。精神集中してイメージを高めることにより発動することができる。
誰でも鍛錬すれば使用可能であることから世界中に広まっている。
カテゴリとしてはアサルト、レメディ、アシスト、レジストの4つが存在する。

複数の属性の術を一度に出す、高度な技術のこと。
威力も大きいが、必要な精神力もひとつの属性の術を放つときとは比較にならないほど大きい。
そのため使うには鍛錬を必要とし、乱発はできない。

ヴォイエントの中心に位置し、実質的に首都のような機能を果たしている地方。
科学の発展が著しく、生活は他の地方に比べて豊かである。

ヴォイエントの南方に位置する地方。南国のような気候が特徴。
リゾート地として名高く、他の地方からの移民や旅行客に対しても寛容な態度で接している。
生活水準は比較的高い。

創造主の召還したマルドゥークと争ったと一部に伝えられる存在。

術の訓練をするための、特殊な防護壁をそなえた施設。

スフレ地方の警察が使用している攻撃用機械で、フォリオ学院の研究所が開発したもの。

ヴォイエントの北方に位置する地方。農業が主な国だが、気候が厳しく農業さえも容易ではない。
生活水準は低め。クレアに対する信仰が強い。

命を失った残留思念が輪廻に戻れずに彷徨っているものである、と言われている。
人の形をしていたり動物の形をしていたり、そういった形すら保てなくなっていたりする。
禁忌以外の手段で倒されると、しばらくしてから消えてゆく。

スフレ地方にある、保育部、小学部から大学部までを備えたエスカレィタ式の学院。
各地に分校を持つエリート教育施設。
また、ヴォイエント最高峰といわれる術の研究所もある。

伝承に登場する集団。惑星を我がものにしようとしたと言われている。

ベルセルクが引き起こした一連の争乱。
それは大地を荒廃させ、惑星を崩壊に導いたとされている。

伝承に登場する、創造主クレアが召喚したとされる神獣。

防御術の総称。外部からの攻撃に対して障壁を作り出して身を守る。
一般的に護身術として広く利用されており、普段術は使わないがこれだけは使えるという人も多い。

治療術。遥か昔に失われたとされている。
対象者の傷を癒し、痛みを取り除くことができる。